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そして、日本人の傾向として新しいものが好きで特に不動産に関しては新築に住みたがる方が多いそうです。
「え?それって日本人特有の考えなの?誰でも新築の方が良いと思うんじゃないの?」とみなさん思いましたよね?
それが日本人特有の考えなのか真相はどうであれ、実家を相続せず放棄する方が増えているというのも容易に想像がつきます。
上記のような理由が考えられますが核家族化が増加している現代では当然と言えるでしょう。
不動産は所有しているだけで税金もかかるし、資産価値がほとんどないような建物がある土地はなかなか売れない。
かといって更地にするにしても解体費用がかかる。だったら、面倒くさいから相続放棄しようと考えるのが合理的でもあるとは思います。
しかし、それだけだと・・・。
この規定により、相続放棄をしても相続人であった者は相続財産管理人が選任されるまでは相続財産を管理しなければいけなくなるのです。
管理せず放置しておいてそれが原因で水漏れや何らかの事故があった場合は管理責任を問われ損害賠償請求を受ける可能性があります。
「相続放棄したのにその維持管理費用だかってのを払うのなんて納得がいかない」そう思うのも当然です。
そんな、ふざけた事態を回避するためにはもう少し手続きをしなければなりません。
それは、その空き家を「相続財産管理人」に引渡し、国へ帰属させる手続きをする必要があるのです。
「なんだ、それだけか」と安心されましたか?
この手続きをする申請書に¥800の収入印紙とか裁判所の連絡用郵便切手・官報広告料等の¥3,775(自治体によって違う場合もあるそうです。)が必要になります。
それくらいだけならなんてことはありませんが
(「相続放棄した不動産はどうなるの?」などと検索してみると沢山ヒットするので気になる方は検索してみて下さい。)
被相続人(亡くなった方)に借金などがあれば相続放棄をする方が得策だと思いますが
借金などがなければ相続して、安くてもその不動産を売却した方が無駄な出費をしなくて済むかも知れません。
条件にもよりますが無料で遺品整理ができる場合もあります。
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