気持ちの整理がついてから‥

今回は過去の事例をお話させて頂きます。

故人様の御子息から実家の遺品を整理して
ほしいとのご依頼がありました。

お話を伺うと、

実家には現在だれも住んでおらず、
実に１年間はそのままの状態とのことでした。

放置のような状態になりますので

ご依頼者以外の親族はすぐに片付けたいと考える方もおり、
多々揉める事があったそうです。

ご依頼者自身の中では父の遺品を片付けることで
父の存在がなくなってしまうようで悲しく、
すぐには片付けたくないと吐露しておりました。

そこで依頼主は

”１年間だけそのままにしておきたい”

と期限を設け、折り合いをつけたようでして、

またその期間に遺品整理の業者を色々と調べたそうです。

ここからは私の勝手な想像になりますがそのお話を伺い、

依頼者様は自身で期限を決め、

その中で気持ちの整理を
つけようしたのではないでしょうか。

勝手な憶測ではありますが、私は胸を打たれました。

そのような気持ちの中で数ある中から弊社を選んでいただき、
大変嬉しく思い、力になりたいと強く思いました。

直接お話をした私は少しでも気持ちが伝わればと思い、
一つ一つ誠心誠意こころを込めて整理をしました。

気持ちが入りすぎ、

「あれ、これ本当に処分していいものなのか？」

といちいち考えてしまうほどに。

もしかしたら少しくどく感じてしまったかもしれませんが、

最後に依頼者様は

「本当の意味で寄り添ってくれてすごく嬉しかった。ありがとう」

そう言って下さいました。
私もこの一言が本当に嬉しかったです。

私はこの現場で感じたことは遺品整理は急ぐ必要がないということです。

現実としっかり向かい合う時間も大切にし、

その中でゆっくりと寄り添ってくれる業者を探すのも大切なのだと感じました。

遺品整理業者は多くありますが、

本当に寄り添ってくれる業者は一握りです。

もし、今お悩みの方は一度弊社へお問い合わせいただければと思います。

本日は以上です。

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